くりっく365がFX業界の収益をけん引
東京金融取引所は1989年、「東京金融先物取引所」としてスタートしました。
1970年代の米ドルの変動相場制への移行および金利の自由化により、価格変動リスクを回避するための手段として、金融の先物取引が米国シカゴで開発されました。
日本では1980年代以降の金利の自由化に伴い、円資産の本格的なリスクヘッジ手段への必要性が高まり、1989年に金融先物取引法が施行。それに基づき市場開設の免許を受けたのが東京金融先物取引所(現東京金融取引所)です。
設立15年目の2004年には株式会社に転換し、それまでの「ホールセール専門の金利先物取引所」から「リテールも含めた総合化」に舵を切ります。ちょうどその頃、外国為替証拠金取引(FX)が個人の新しい資産運用商品として急浮上していました。
相対取引(OTC)のFXは盛り上がりを見せていた半面、一部の業者によるトラブルが社会問題化していました。FX市場に対する規制強化と合わせて、公的取引所による取引所取引も始めるべきとの意見が強まりました。
FXは、証券デリバティブではなく金融デリバティブの一種と位置付けられたため、当時、取引所取引を担えるのは東京金融先物取引所しかありませんでした。
金融審議会からの提言を受け、当取引所の根拠規定である金融先物取引法の改正による規制導入を機に、公的取引所として健全なマーケットを創設するため、日本初の取引所為替証拠金取引「くりっく365」を上場しました。
さらに2010年11月には株価指数証拠金取引「くりっく株365」を上場しました。
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