世界的に取引所の再編が活発している
世界的に取引所の再編が活発です。東京金融取引所としてのスタンスは?
ニューヨーク証券取引所を運営するNYSEユーロネクストとドイツ取引所の合併合意のように、一連の統合・再編は、既存の証券取引所と私設取引所(PTS)およびダークプールとの競争に端を発した、すぐれて証券取引所間の動きだと思います。
東京金融取引所は金融デリバティブ専門の取引所なので、最近の統合・再編の動きとは直接関係しません。
当取引所が他の取引所と合併することは考えていません。今後も「金利」「為替」「株価指数」を3本柱に利便性の高いサービスを追加しながら全体の取引量を拡大し、金融デリバティブの総合取引所として市場活性化に貢献していきたいと考えています。
理想の取引所像は?
東京金融取引所の使命は、個人投資家をはじめ機関投資家やヘッジファンドなど、あらゆる市場参加者に魅力的な商品を提供することだと考えます。
投資家ニーズに沿った使い勝手の良い商品を提供できれば、1400兆円ともいわれる日本の個人金融資産を背景に貯蓄から投資の流れが出てきて、東京市場の活性化に役立つと確信しています。
東京外国為替市場では、全体の取引高の約3割をFX投資家が占めるほどになっています。私たちが毎日公表している「くりっく365」の建玉動向は、世界の為替ディーラーも注目しているそうです。
「日本のミセス・ワタナベの建玉はどうなっている? 買い残はいくらだ?」といった具合です。
「くりっく365」は、東京金融取引所が、個人投資家向けに構成した画期的な商品だと思います。証拠金取引がこれだけ個人投資家に浸透している日本は、金融デリバティブの世界において、かなり先進的といえるのではないでしょうか。
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